綱領は、その団体の政策・活動・運営などにかんする根本方針です。その団体がどこに向かって進むのかを明らかにしたものです。
交通運輸一般労働組合本部(略称 交運労)の目的は、旧全日本運輸一般労働組合(略称 運輸一般)の思想をうけ継ぎ、発展させ、将来的には全国的組織に加盟の否かについては、その時点で検討する事を確認されて結成されている。
千葉県での労働組合組織率は、14.5%(全国で18.7%)であり、交運労の結成(一人でも加入できる労働組合)は、未組織労働者にとって、朗報とも言うべきであり、内外からも支持されるものと確信している。
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1. |
われわれは、労働者階級の基本的大衆組織である労働組合の生成発展の歴史に学び、労働者階級の団結した力によって、生活の改善・向上と労働条件の引き上げ、社会的地位の向上をはかり、さらには労働者階級の解放をめざしてたたかう。
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2. |
われわれは、人たるに値する生活が確保できる賃金の引き上げ、健康と文化を享受しうる労働時間の短縮と休日・休暇の増加、安全・安心に働ける職場の諸条件の確立、雇用の安定と退職後の生活の完全保障をめざしてたたかう。
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3. |
われわれは、労働者と労働組合の団結権・団体交渉権・争議権の完全確保とすべての国民の基本的人権をまもるためにたたかう。
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4. |
われわれは、全国一律最低賃金制の向上確立、社会保障・医療保障など生存権の保障・税制の民主化など国民生活安定のためにたたかう。
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5. |
われわれは、自由と民主主義、憲法擁護、平和・中立・独立のためにたたかう。
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6. |
われわれは、交通・運輸・流通・一般労働(すべての産業で働く労働者、アルバイト・パート・フリーター・派遣・契約・嘱託労働者など含む)・失業者・年金者の統一行動と団結を強め、関連産業および企業の民主化をはかるためにたたかう。
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7. |
われわれは、未組織労働者の組織化、「経営者・財界からの一切の支配・介入を許さない」「政党からの一切の支配・介入を許さない(労働組合として、政党の一党支持を行なわない)」「悩み、不満、矛盾を解決させるために団結」する三原則を原則に、完全に守り、おしすすめる。 |