会場での質疑・応答

会場での質問について
・累進歩合給を廃止して固定給の具体的金額は幾らになるのか。
・一社だけでの実現ではなく、全社的実現は行政に働きかけを検討しなければならないと思うが行動展開を考えているのか。
・いい加減な労働者もいる。固定給・月給制の実現は可能なのか。
・「交運労」の上部組織はどこになるのか。
・タクシーの労働組合(連合・千葉労連傘下)に呼掛けはされているのか。他労組との友好関係は(交運労)はあるのか。
・交運労だけで運動を展開していくのか。
・この集まりは、一回で終わりなのか。
・「登録制」は今後、どんな利点が発生するのか。
など多数の質問がされました。一部だけを紹介することにします。
会場での答弁について
(答弁は、交運労本部書記長が答弁を行いました。)
・答はすでに出ている。労働省が平成9年に通達を出した実行を履行させれば保障給60%プラス歩合給だ。
・その通りだ。交運労は一過性の運動とは考えていない。今後も集会を重ねていって「秋」には行政に通達の実行。全業者に通達を発行させるように運動を強めて行きたい。
・実現は可能だ。国会でも「まともな野党」がタクシー問題で活発に与党に追及している状況にあり、私たちの運動と合致している。
・だだ、通達の保障給では問題が残る。保障給では残業・深夜手当が0.25で計算されてしまう。通常の1.25で計算させるには、固定給・月給制にさせなければ駄目だ。「理想」に向かって、要求を掲げ実現させていくのが労働組合であり、それに向かって進もうではないか。(組合綱領を履行すべきだ)
・交運労は中央ナショナルセンターに加盟していない。純中立労組だ。 だから、どの労働組合でも、どの労働者でも交運労に近づき安いはずだ。
・呼掛けはおこなった。友好関係はない。しかし、労働者の共通的要求である以上、共通の運動ができうるはずだ。交運労だけで運動を展開しなくても良い。要求に賛同される組織があれば、その一致点だけで共同闘争を組んでいけると信じている。本日の主催を交運労としているが、何々「会」でもかまわないと考えている。タクシー労働者が幸せになる事だけを考えている。
・運動は、一過性のものではない。本日の集まりの中でもこんなに沢山の方がお集まりいただいた。次回の集会では、交運労の弁護士を講師として向かえて、「労働者の法」「労働法制の大改悪」をテーマにお話していただく方向で検討がされている。
・運動の成果で「登録制が実現した」(来年の通常国会で審議)。規制緩和に歯止めをかけ、労働者の質の向上を目指している。政令都市からのスタートらしいが、早く全国的に展開させる事だ。
などの答弁を行った。
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